リバウンド家計を引き起こす原因 ~なぜ決意しても続けられないのか?~
贅沢はしていないし毎日節約を頑張っているのに、毎月大赤字になる……とお悩みのあなた。
「家計を変えたい!」
「我慢したくない!」
「なんとかしたい!」
このように思った時、まずどんな行動をとりますか?
予想される行動の多くは、
①「お金の貯め方」このワードで検索をする
(Google、Instagram、YouTubeなどで)
②家計簿を買ったり家計アプリをダウンロードしたりする
③明日から「節約生活」をすることを心に誓う!
など。。それとも上記以外の別の行動でしょうか?
……実は、かつての私は①②③をすべて繰り返してました。
恥ずかしながら、次のお給料やボーナスから赤字補填して何とか乗り切っている状況でしたね。特に③の“ 明日から「節約生活」をすることを心に誓う ” ここは外せません(笑)
しかし、誓って1週間~10日ほど経つと節約生活にも疲れてきます。
友達、会社の同僚からのお誘いによって節約ペースが崩れ、そのうち気にも留めなくなり、いつの間にか元通り、、、
このパターンが1番多かった……(汗)
あなたもそんなリバウンド家計の経験はありませんか?
そして一般的に続かないのは家計のことだけではないと思います。
英語の学習、早寝早起き、片づけ、禁煙、ダイエット、運動、資格の勉強、ブログなど……
これらは、「今度こそは!」と決意した情熱とは裏腹に、何度も挫折を繰り返してしまいます。
なぜ、続けられないのか?
なぜ私たちは決意しても続けられないのでしょうか?
それは「習慣引力の法則」があるからです。
人間には「新しい変化に抵抗し、いつも通りを維持しよう」とする本能があります。変化は脅威で、いつも通りが安全で安心。
大変なことや面倒なことをしているときは辛く苦しい気持ちになりますが、それは「やらなくちゃ!」という気持ちがあるからなのです。習慣化し、継続することが「当たり前」の状態になれば、辛さを感じず続けられるようになります。
だからこそ挫折する前に、飽きてしまう前に習慣化していくことが必要なのです!
「習慣化」とは、朝起きたらカーテンを開けるや寝る前にトイレへ行くなど、生活の中で無意識にくり返し行っている行動のこと。この状態まで持っていければもう三日坊主で困ることはありません。
では、そうなるためには具体的にどうしていけば良いのでしょうか?
【習慣化のコツ】を3つお伝えしますね。
<習慣化のコツ 1> スモールステップで始める
まず、続けるコツとしては「小さく始めること」。
このこと以上に重要なコツはありません。
達成するのが難しいような高すぎる目標をたててしまうと、なかなかやる気になれず挫折しやすくなるもの。そのため、徹底的に簡単なハードル、とても簡易なレベルにして始めることがポイントです。
例えば「英単語を1日100個覚える」のは大変ですが、「1日3個覚える」なら続けられそうですよね?
習慣化ということは毎日続ける必要がありますので、気負わずに毎日実践できるような目標にしましょう。
<習慣化のコツ 2> すべてできなくてもOKにする
物事を継続できない人に多いのは、完璧主義な人。ゼロか100か、白か黒か、やるかやらないかで考え、途中でできない日が続くと再起不能になる傾向があるからです。
「せっかく決意したのだから妥協を許さず完璧な形で成し遂げたい!」
こう意気込んで始める人ほど、それができなかったときに気持ちが萎えてしまうもの。そして「昨日達成できなかったからもういいや……」などと感じ、短期間で挫折してしまう場合が多いです。
完璧にはできなかったけれどここまでできていればOK!
むしろ少しでもできている、そして継続できているといった点を自分自身で認めて褒めてあげることが大事です。
<習慣化のコツ 3> 絵でも文字でも良いので紙に書く
心も、生活も、人生もごちゃごちゃしている。
バタバタと忙しいのに、心に充実感がない。
改善したくても、自分の状況が理解できない。
そう感じる人は少なくないでしょう。
そんな時にお勧めするのは「書く」ことです。
書くことで頭と心を整え、自分がこれからどんなことに挑戦し、どんな未来を描いているのかありありとイメージしていきます。
「書く」ことで不安やストレスをなくし自分を深く知ることができますし、様々な効果があることが、学術的な研究からも分かっています。不安やストレスを抑制したり、自分の感情を可視化することで客観的に自己認識したりすることができますよ。
「これなら私でもできそう!」「やってみよう!」と思えるものは見つかりましたか?家計だけでなく、日々の暮らしの中でお役立ていただければと思います。
人それぞれ考え方や生活スタイルも違うように、あなたにも合った方法が必ずあるはずです。
もし、上記がうまくいかなかったり「固定費を減らすにはどうしたらよい?」などの具体的な相談をしたいと思ったりしている方は、お問い合わせからご連絡ください。
私と一緒に、あなたに合う方法や改善策を探していきましょう!